19万8千円で売り出された電子レンジのその後の進化は?

一人暮らしや2台目レンジに人気

電子レンジの中でも、温めの機能に特化した単機能電子レンジは、リーズナブルな価格帯のものが多く、単身世帯に根強い人気の商品です。
単身世帯などでは、コンビニやスーパーの総菜やお弁当などを食事にすることがどうしても多くなります。
総菜の温めなどには無くてはならない存在でもあります。
そして意外にもファミリー世帯にも人気はあります。
多機能の電子レンジが既存としてあるのですが、オーブン機能などで調理した直後では、庫内の熱が下がらないと温め機能が使えない、ということもあるため、温めだけできる電子レンジが予備として必要なのだそうです。
メインの価格帯が1万円以下という単機能電子レンジは、こういった需要にマッチし、デザインもシックなものからキュートなものまで、非常に種類も豊富です。

進化する多機能電子レンジ

単機能電子レンジにはない「焼く」という機能がついているのがオーブンレンジです。
トーストはもちろん、グリルとしても使え、料理の幅が広がるので、人気があります。
そして、健康志向が高まった近年人気なのが、水蒸気の熱で調理するスチームオーブンレンジです。
余計な油分をカットすることができるためファミリー層を中心に人気を博しています。
高位機種になると、WiFi搭載はもちろん、AI機能をも搭載し、調理をより便利にしてくれる製品もあります。
調理中困った時など声をかけると、適した操作画面を呼び出してくれたり、調理履歴などから好みを学習し、おすすめ料理を提案してくれたりと、至れり尽くせりな機種もあります。
価格は10万円を超えてきますが、調理機能や付帯するAIの機能などを鑑みると妥当な金額であるとも言えます。
使う人の嗜好に合った電子レンジが各家電メーカーから豊富にリリースされています。